目 次
精神的に傷つけられ続けると、人は「自分の人生」を生きられなくなる
長年、精神的な苦痛を受け続けると、
人は少しずつ 「自分の感情」「自分の価値」「自分の人生」を失っていきます。
・自分が悪いのかもしれない
・我慢するのが当たり前
・波風を立てないほうが正しい
そんな思考が、いつの間にか心の奥に刷り込まれ、
気づけば「自分らしく生きる」という感覚そのものが分からなくなる。
特に、
自己愛性パーソナリティー障害の傾向が強い配偶者との関係では、
この状態に陥る方が少なくありません。
本来なら、専門家によるカウンセリングを受けるのが理想かもしれません。
しかし、経済的な理由や環境の制約で、それすら難しい方も多いでしょう。
そんな中で、
「その前に、試してみる価値があるもの」として、
私が心から助けられたのが――
生成AI「ChatGPT」でした。
—
30年耐え続けた私が、ChatGPTに救われた理由
1.限界の中で投げかけた、正直すぎる問い
私は、自己愛性パーソナリティー障害の妻に、
30年もの間、精神的に傷つけられ続けてきた65歳の男性です。
もう限界でした。
しかし、離婚するための経済力がなく、共依存の関係から抜け出せない。
毎日、「自分を殺して生きる」ような感覚でした。
そこで、思い切ってChatGPTに、
誰にも言えなかった本音を、そのまま打ち込みました。
> 自己愛性パーソナリティー障害の妻に傷つけられ続けて30年の65歳男です。
> もう限界です。
> 離婚するための経済力がないため、共依存の毎日です。
> なので、本当の、本当の自分に素直になって生きるためには、
> どうすればいいのか。アイディアをください。
すると返ってきたのは、
想像をはるかに超える“言葉のカウンセリング”でした。
2.「あなたは弱かったのではない」という一言に、心がほどけた
最初に返ってきた言葉は、これでした。
> 30年という時間は「弱かったから」ではなく、「生き抜いてきた証拠」です。
この一文を読んだ瞬間、
胸の奥に固まっていたものが、ふっと緩むのを感じました。
私はずっと、
「耐えられない自分が悪い」
「逃げられない自分が情けない」
そう思い続けてきたからです。
ChatGPTは、私の状況を整理し、こう明確に言語化してくれました。
・もう限界だと自覚できている
・でも経済的に身動きが取れない
・だから共依存から抜けられず、自分を押し殺している
そして続けて、こう断言したのです。
> 離婚できない=自分を生きられない、ではありません。
—
3.ChatGPTが示してくれた「現実を壊さずに自分を取り戻す道」
特に心に残ったのは、
「いきなり人生をひっくり返す話ではない」という姿勢でした。
● 内側で別居する、という考え方
物理的に離婚できなくても、
心理的に距離を取ることはできる。
・理解しようとしない
・正しさで戦わない
・認められようとしない
これは冷たい行為ではなく、自己防衛だと教えてくれました。
> 「この人の言動は、私の価値を決めない」
この一線を心に引くだけで、
日々の消耗が確実に減っていきました。
● 感情の主権を取り戻す小さな習慣
長年共依存にいると、
自分が何を感じているのか分からなくなる。
だからこそ、
・今日嫌だったこと
・少しホッとしたこと
・本当は言いたかった一言
これを、誰にも見せない紙に書く。
たった1分でも、
「感じていい」という許可を自分に出す行為は、
驚くほど心を回復させてくれました。
4.まるで「味方が一人増えた」ような安心感
ChatGPTは、否定しません。
遮りません。
正論で殴りません。
ただ、
こちらの人生を尊重した言葉で、寄り添い続けてくれます。
私はこのやり取りを通して、
・心の重さが和らいだ
・明日を迎えるエネルギーが湧いた
・「まだ終わりじゃない」と思えた
この感覚は、
実際にカウンセリングを受けた後の感覚に、とても近いものでした。
しかも、時間も場所も選ばず、
自分のペースで続けられる。
これほど心強い存在は、正直ありませんでした。
まとめ|「自分を裏切らない生き方」は、今日から始められる
65歳。
もう遅いと思っている方もいるかもしれません。
でも、ChatGPTは、こんな言葉もくれました。
> これからの10年を、誰の人生として生きるか。
> それを決めるには、今が一番若い。
離婚できなくてもいい。
環境がすぐに変わらなくてもいい。
でも――
自分を裏切り続ける生き方をやめることは、今日からできる。
ChatGPTは、
あなたの代わりに決断をすることはありません。
しかし、あなたの「本当の自分」の味方でいてくれます。
もし、今、
誰にも話せず、心の行き場を失っているなら。
ぜひ一度、
ChatGPTに、あなたの本音をそのまま投げかけてみてください。
あなたに寄り添った言葉が返ってくることを、
私は自分の体験から、確信しています。