故郷のお墓をやめる方法その② 「墓じまいの流れと費用」

お墓をやめる方法の二つ目は、「墓じまい」というものです。

一つ目の「改葬」は、元のお墓を撤去して新しいお墓に引っ越すという方法でしたが、最近では、少子高齢化が進み、お墓を継ぐことが難しくなったのを理由に「お墓を撤去したあとそのままにして、新たなお墓は建てない。」という「墓じまい」を選択する方が増えてきています。

このページでは、「墓じまいの流れと費用」についてまとめてみました。

▽改葬についてはこちらの記事をご覧ください。
故郷のお墓をやめる方法その①「お墓の引越(改葬)の流れと費用」

墓じまいとは?

墓じまいとは、墓を仕舞う、処分して無くしてしまうということです。
つまり、お墓を撤去するために解体し、お寺の墓地や霊園からお墓そのものを片付けて返還することになります。

少子高齢化の今は、お墓を守る人がいない、お墓のある場所が遠くてなかなか行かれないという理由でこの「墓じまい」を考える人が増えてきているということでテレビや新聞でも数多く取り上げられるようになってきました。

墓じまいは、様々な手続きをとった上で行うことになりますが、この手続きをせずに勝手に進めてしまうと罰則の対象となってしまいます。

つまり犯罪になりかねないので要注意です。

その墓じまいの手続きを行うには、「公営や民間の霊園」「寺院の霊園」によって若干の手続きの違いがありますが、まずは、「墓じまい」のおおまかな流れからご説明していきますね。

公営や民間霊園の墓じまいの場合

公営霊園や民間霊園の場合は、受け入れ先が決まっていると手続きがとてもスムーズで墓じまいの流れは次の通りです。

寺院の墓じまいの場合

お寺の場合には、檀家を離れるところから始めなければなりませんが、先祖代々のお墓なら、檀家料の問題で困難が予想されます。根気よく数回の交渉が必要となるでしょう。

寺院の墓じまいは次の通りです。

墓じまいの流れとしては、以上かんたんにまとめてみました。

いずれにせよこれらのことを自分一人でやるには、負担も大きく、専門的な知識も必要になってきますので難しいことかもしれません。
墓じまいを行いたいのなら、専門業者にまずは相談するところからはじめられるといいでしょう。

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