どうしよう!?突然、親が倒れた!【対処法】

元気だった親が突然、倒れる!・・なんて、誰もが考えたくありませんし、遭遇したくありませんよね。
しかし、 イザという時は突然現れるものです。

そんな時、動揺のあまりどう対処すればいいのかわからず、一瞬の判断の遅れが、命にかかわる大事にいたることになるかもしれません。

イザというときにどうすればよいのか?実際に84歳の父と80歳の母をもつ私がこれからの不安をなくすためにいろいろ調べてみました。

「備えあれば憂いなし」、知っているだけでも冷静に、焦ることなく、行動できるものです。・・・ここではそのポイントを抑えておきましょう。

倒れた時の対処法!救急車を呼ぶか、救急相談窓口へ。

▽こんな時は、ためらわず救急車を呼ぶ!

意識がない、ろれつが回らない、手足が突然しびれたり、力が入らなくなる、急な息切れ、呼吸困難、冷や汗を伴うような強い吐き気、もうろうとしている、けいれんをしている、顔半分が動きにくい・・・

などの症状があるときはためらわず、すぐに119番通報して救急車を呼びましょう。

通報したら、症状をわかりやすく伝える

119番通報すると消防の司令員から次のような質問がありますので落ち着いて伝えてください。

①「火事ですか?」、「救急ですか?」・・・救急であることを伝えます。
②「来てほしい住所は?」・・・市町村名から伝えます。住所が不明の場合は、目印になる建物を伝えましょう。
③「誰がどうなったのか?」・・・分かる範囲で、意識や呼吸の有無など簡潔に伝えます。
④「倒れた親の年齢は?」・・・はっきりしない場合は、70代、80代で構いません。
⑤「自分の名前と連絡先は?」・・場所の確認などの問い合わせを受けたりするのですぐに連絡がとれる番号にしておくことです。
⑥「その他にも詳しい状況、持病」などについても分かる範囲で答えましょう。・・・・・さらに消防本部から、応急処置が必要な場合は電話で指示されたりしますので落ち着いてその通りに行いましょう。

通報するか迷う場合は、お住まいの救急相談窓口に。

突然倒れた時、「救急車を呼ぶかどうか?」判断に迷うことがあります。

そのような時は、すぐにお住まいの救急相談窓口に相談してください。状況を判断し、的確な指示を受けることができますので不安なく冷静沈着に行動することができます。

東京都の場合なら、「救急相談センター」 電話番号 ♯7119、埼玉県の場合なら、「大人の救急電話相談」 電話番号 ♯7000、大阪府・奈良県の場合なら、「救急安心センター」 電話番号 ♯7119 などです。

お住まいの地域によって相談窓口の名称や電話番号、対応方法がちがいます。

あらかじめインターネットなどで連絡先や対応時間帯を前もって調べて、目のつきやすい場所にはっておきましょう。

また、脳や心臓などに持病があったり、継続的に治療を受けている場合は、まず主治医にすぐ連絡することです。そうすることで「どう対処したらいいか」の指示をすぐ仰ぐことができます。

こんな時のために、あらかじめ「緊急時の連絡先」などは、調べておくとイザという時には、あわてずにすみます。

▽救急車を呼んだ後に用意しておくもの

救急車を読んで応急手当の必要がない場合は、次のものを用意しておくと便利です。保険証、診察券、普段のんでいる薬、お薬手帳、現金、靴・・・など

もしもの時、親がどんな医療を受けたいかを知る

▽「命にかかわる決断」を家族がする時

親が突然倒れて救急搬送されて意識がなく、本人が正確な判断ができない場合は、子供のあなたが親に代わってどんな治療をするのか判断しなけれならない時がくるなんて誰もが想像したくありません。

ですが、イザという時は突然やってくるものです。そのような時のために親が元気なうちに「どんな治療を望むのか?」聞いて知っておくことが、あなたの負担を軽くすることにもなります。

本来なら、命や体にかかわる重要な決定権はもちろん本人にしか持ちえないのですが、それを代弁するわけですから、しっかりと親とコミュニケーションをとりつつ、親の意見を聞いて知っておくことが大切です。

たとえば、「回復のみこみがあるなら、つらい治療でも受けたい!」とか、しかし、「意識が戻らないような場合であれば、つらい治療などは受けたくない!」

などと親本人のことばで聞いているとイザという時に、親の意見を尊重してすぐに決断することができます。大切なことは、これを家族間で共有しているということです。

▽高齢の親をもつなら、家族で共有したい老後のはなし

では、実際にどんなタイミングで親とそのようはお話をしたらいいのでしょう?気になる方も多いと思います。

重い病気になってからだとなかなか言い出しにくい話題の内容ですので、元気な時に家族みんなが集まれたりするお盆やお正月、誕生日などがおススメです。

話し合いの内容によっては、「人工呼吸などの延命治療などは望まない」という場合は、書面などに自分の意思を確認できるようにしておくことも必要です。

「延命治療を受けないという選択は、本人の意思であれば尊重される」と厚生労働省のガイドラインに記されています。

とはいっても実際に思い病気に陥った時は、元気な時とはちがって気持ちがかわることもよくあります。

「最後の最後まで治療してほしい!」などと希望すれば、その意思に沿うことが大切です。

手術・投薬になったら・・・

▽手術や投薬は、医師の説明と同意が必要になります

最近では、身内で誰か手術を受けられるときなどよく聞かれるのが、「お話がありますのでご家族の方も一緒に来てください]ということを耳にします。

これはインフォームド・コンセントという考え方で「診断方法や診断結果、手術や投薬などの治療方針について医師がわかりやすく説明してくれて、患者さんの同意のもと実施する」というものです。

その理由は、医療ミスによる訴訟の増加が背景にあります。「十分な説明もなく手術が行われた」「手術のリスクを聞かされてなかった」などこのようなことを防ぐためにも必要なことなのです。

医師の説明の場には、親だけではなく家族の同席をもとめられますので、複数の家族で聞いておくといいでしょう。もし親が出席できなければ、親の意思を尊重するキーパーソンとなる家族だけでも問題はありません。

▽医師の説明に納得できたら、同意書にサインする

医師の説明でわからないことは、納得いくまで質問しましょう。それでも納得がいかない場合は、「セカンドオピニオンを取る」という方法もありますので安心してください。「セカンドオピニオン」については、ことあと詳しく書いていますのでそちらをお読みください。

医師である先生のおはなしに納得ができれば、説明後に「手術同意書」を交わすことになります。同意書の書式は、各病院によって違いますが、一般的には、「手術の十分な説明を受けたので手術をすることに同意します」というものです。

よく勘違いをされる方がいるのですが、同意書は決して「医療ミスがあった時に訴えられない・・・」というものではありません。万が一、明らかな医療ミスがあった場合には、もちろん真相は究明されるべきというものです。ご安心くださいね。

治療方針に納得できないときの対処法

治療方針に納得できないときは、「セカンドオピニオン」を取ることをお勧めします。

▽治療は納得して受けることが大切

医師から今後の治療方針などの説明を受けたとき、高齢の親だからこそ不安があるかと思います。

「高齢の親に本当にその手術は必要なの?」「ほかの治療法はないのか?」など疑問がわいてくることがあるかもしれませんが、医師の説明だけでは、どうしても判断がつかない、というケースもあります。

こんな時は、他の医師の意見を求めることができます。これを「セカンドオピニオン(第二の意見)を取る」という方法です。

実際にセカンドオピニオンを受ける際には、説明をうけた主治医の紹介状をもってセカンドオピニオン外来の医師に提出することで可能になります。

そこで親の病状、体調を把握し、この治療方法がベストなのかどうかその医師の見解を聞くことができるのです。

意見を聞くだけですから、またそこで治療したり、検査したりするということはありませんので親に負担がかかってしまうという心配もありません。

重大な手術などで不安がある場合などは、ぜひ一度利用されてみることをお勧めします。

▽最近の主治医は「セカンドオピニオン」に協力的だから安心

「ほかの医師の意見も聞きたい・・・などと言ったら主治医が気を悪くするのでは?」と心配する方がいるかもしれませんが、最近ではご家族の方に十分に納得されて治療をはじめてほしいと主治医の先生もかなり協力的になってくれますので安心してください。

「十分に納得したうえで先生の治療を受けさせたいので他の先生の意見を聞きたい・・・」、「親にとって生命にかかわる一大事なので、念のためにほかの先生の意見も聞きたい・・・」という言い方をすればスムースにことは運ぶでしょう。

もし、それを主治医か拒否した場合?・・・渋るような態度が見えるようなら、逆に自分の治療方針に自信がない恐れがあると思われます。むしろ、医師や病院を変えたほうがいいと判断されるべきでしょう。

まとめ

このように「突然、親が倒れた!」時の知っておきたい対処法!といっても親が元気なうちに知っておきたい一例をまとめたものです。

実際に事が起きてしまった時にはあわててしまって頭が真っ白に!なんてこともよくあることなのです。

救急車に同乗する時や救急搬送された病院に駆けつける時なども必ず「日の元と戸締り」だけは絶対に忘れずに注意して家を空けましょう。

気が動転していると思ったら、まずは1~2度大きく深呼吸をすることが自然に落ち着きを取り戻せるのでおすすめですね。

大事なことは、親が倒れて意思表示ができないとき、現場では「子どもであるあなたに検査や治療、手術をするか否かの同意が早急に求められる場合がある」ということを知っていることです。

そのためにも日頃、親とコミュニケーションをとったり、意思の疎通をはかるなど準備をしておくことがとても重要だと思います。

なぜなら、イザという時、「親に代わって命にかかわる決断をしなければならない」のはあなたかもしれないからです。

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