私自身が50代後半にもなると、親の体調が急変することなどがよくあるのだと
最近はいたいほどに実感しています。
まさに2020年の仕事初めの日に87歳の私の父が突然倒れました。
親が、「救急車で運ばれた!」という連絡が入っても、実家から離れて
暮らしている私は、すぐに駆けつけることができませんでした。
あなたなら、どう対応しますか?
そんな体験から、高齢の親をもつ、実家から遠く離れて暮らしている方々へ
そんな時のために知っていると役立つ「遠方の親が突然倒れた時の対処法!」を
まとめてみましたので参考にしてみてください。
目 次
◆すぐに駆けつけるかどうかは、状況を確認して判断する
自分の親が倒れたと聞いたら、どんなに遠くはなれていても基本的には、
すぐにでも駆けつけたいところ・・・。
ところが、自分の仕事や家庭の事情によってそれが難しい場合もあったりするものです。
そんな時は、まず・・・親が今、どんな状況なのかを
- 倒れていいない方の親か兄妹から、
- また、病院に運ばれているなら、医師や看護師と直接、話してみるといいでしょう。
それを聞いて・・・
思ったほどたいしたことなさそうだなとなったら、次の休みの日に行くことを考えます。
倒れた親本人と話せれば、一番の判断材料になりますが、
親と親しい誰かがずっと付き添ってくれるなら、とりあえず安心できますよね。
ここで大事なことは、
早く会いに行くに越したことはないですが、慌てず冷静に判断することも大切です。
◆近くに住む親戚や友人を頼りながら、離れていてもできることからやる。
倒れた親のもとにすぐに駆けつけることができなくても、同居するつ家族や
近くに住む親戚や友人が、ずっと親のそばに付き添ってくれているなら、
彼らができないことをするというのが、大事です。
例えば・・・
- 親が倒れたことを複数の人に連絡する必要があるなら、自分が連絡役を買ってでるとか
- 病気や病院のことで入院したなら、退院後に予想されるリハビリや生活のこと場合によっては、介護保険のことなどを調べて知らせる
これらのことは、親本人はもちろん、看病している人にもありがたいことのはずです。
- また、治療や入院にお金がかかりそうなら、援助を申し出るのも役割をはたすことになります。
◆見舞いに行くタイミングを見計らって留守宅管理を手伝う
仕事などの都合がついたら、親のもとに駆けつけます。
入院中なら病院に会いにいくことになりますが、親が一人暮らしで近くに住む
兄妹などがいなければ、親の家はしばらく「空き家」になってしまいます。
その場合は、どれくらい入院するかを確認した上で、
「留守宅の管理」を手伝うとよいでしょう。
- 戸締まりの確認
- 新聞をとっていたらそれを止める手続き
- 郵便物の配達を止める
- 冷蔵庫の中身も処分する
- 家電製品やガス器具をきちんと管理する
など。
また、親がペットを飼っていたり、植物を育てていた場合は、そのケアを近所の
人などに頼む必要があるかもしれません。
自分がしばらく親の家にいられるならいいですが、それが無理なら、
近所の人などに必要な管理をお願いしてみるとよいでしょう。
場合によっては、「留守宅管理」を専門業者に依頼する方法もありですね。
退院の時は、極力付き添うようにして、できれば、帰宅後しばらく様子を
見守るとよいでしょう。
万が一に備えて、帰省した折に相談できるところをチェックしておく
これは本来、親が倒れる前にやっておきたいことですが、地域で年老いた親のことを
気遣ってくれたり、相談したりできるところをチェックしておき、実際に自分も顔を見せて
ご挨拶しておくのがオススメです。
たとえば・・・
- 近所の友人や近くにすんでいる親戚など
- 親が住む地域の町内会長や民生委員など一度は、ご挨拶しておくと何かあってもお話がスムースにできます。
- 親が日頃からかかっているかかりつけ医がいるなら、一緒に病院に行って本人の健康状態を医師から聞いておくと良いでしょう。
- 自治体の老人福祉課や地元の地域包括支援センターは、高齢者支援について相談に乗ってくれるので、親の元気な時から、万一のときにどんな支援を受けられるのか聞いておくと良いでしょう。
なお、私の親の場合がそうだったのですが・・・
- 親がすでに介護保険の要介護認定を受けているなら、担当のケアマネージャーが一番の相談相手になってくれるはず。
実家から遠く離れている場合は、ケアマネージャーにもまめに連絡して、親の様子を聞くようにしましょう。
◆まとめ
遠方の親が突然倒れた時の対処法!【知っておくべき4つのこと】とは?
親が「親が突然倒れた!」と連絡が入った時は、すぐに駆けつけるかどうかは、状況を
確認して判断すること。基本的にはすぐにでも駆けつけたいところだが、それが無理と
判断した場合、近くにすんでいる親戚や友人を頼りながら、離れていてもできることをする。
都合をつけて帰省した際、一人暮らしの親なら見舞いに行くタイミングを見計らって
留守宅管理の手伝いも忘れずにする。場合によっては、管理を専門業者に依頼することも
必要である。
帰省した折には、万が一に備えて相談できるところをしっかりチェックして
近所の友人や近くに住んでいる親戚などはもちろん、町内会長や民生委員、親がかかっている
かかりつけ医や自治体の老人福祉課や地元の地域包括支援センターなど一度は自分も顔を
見せてご挨拶してことがベターです。
「近くにいる親が、突然倒れたとき!」の対処法は、こちらの記事が参考になりますよ^^
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