子どもは親の資産内容を知っておくべきなのか、知らなくていいのか、どっち?

◆親の資産を子供に伝える3つの理由とは!

子どもとお金の話をしない親は多いです。
しかし、家族を豊かにするためには、絶対に親は子どもに資産内容をオープンにすべきです。
これは、お金の有る無しにかかわらずです。

なぜなら、今あなたがいくら健康でも、先のことは一切わからないからです。

交通事故にあうかもしれないし……
病気で入院するかもしれないです。
収入が途絶えて子どもの助けが必要かもしれません。

そんな時、あなたの経済状態を子どもが全く知らなければ、どんな病院で、どんな治療を
受けさせることができるのか、まったく見当がつきません。

また、あなたがもし急に亡くなった後に、借金があることを知った場合も
大問題です。
よく聞く話で兄弟姉妹が相続をめぐって争いをするのも親の責任なんです。

親が亡くなる前に自分の資産をオープンにして子どもたちに明確にしておけば、
争いを回避できたケースは、たくさんあるということです。

ですので自分の資産内容を子どもにしっかりと伝えることをオススメします。
それが、親の責任だからです。

そのためには、まず自分の資産内容をきちんと知っておくことが必要です。
そうでなければ、子どもに伝えようがありません。

◆資産の状況を把握する

まずは、資産の状況をしっかり知ってください。

資産には、現金・預金・株式投資信託などの「金融資産」と土地や家などの
「不動産資産」があります。

✓預貯金がわからない人はすぐに銀行で記帳する
✓株式投資信託の時価がわからない人は、すぐインターネットで相場を見るか、販売会社
に問い合わせる。
✓不動産の価値がわからない人は、不動産会社に聞く。
✓毎日の生活費が、いくらなのか管理できていない人は、奥さんに教えてもらう。

そして、資産を調べたら、負債も調べましょう!「借金」は、いくらあるかです。
✓住宅や車のローンがいくら残っているのか

資産と負債がわかったら、「資産」−「負債」=「純資産」を求めてください。

あなたの純資産は、いくらですか?
純資産の額がわかれば、これから自分に何が必要かが見えてきます。

子どもに何を残せるのか、何を残せないかもわかります。
ここまでは、親の立場で解説しました。

しかし、あなたが親をもつ子供なら、親の経済状況を把握する事は、あなたの役割です。

日本の個人金融資産の大半は、高齢者が持っています。あなたの親が持っているのです。
この金融資産を狙う「詐欺事件」は、とても多いです。単純な「オレオレ詐欺」だけでは
ないです。銀行関係者やカード預かり詐欺、還付金詐欺があります。

金融機関とくに銀行は、口座に入った金融資産から何とか収益を得ようと熱心に誘いを
かけてくるのをご存知ですか。

銀行は、あなたの親の貯金がいくらなのか、退職金がいつ・いくら入ったかは一目瞭然!

そんなまとまったお金を銀行員が、見逃す訳がないです。
そのお金の一部を「投資信託」で運用しませんかと、銀行から案内がきます。

株式投資、金、FXをススメる会社もあります。
子供であるあなたは、危機感を持つべきです。

たまにしか電話しないあなたに変わって販売のプロが何時間も親の相談にのっています。

だからこそ、親の経済状況や資産内容をきちんと把握しておくことをオススメします。
そうすることが、親の資産を守る一番の方法と言えます。

まとめ

✓親は子供に資産内容を伝えるげきです。
✓資産と負債を調べて、純資産を把握してください。
✓どんな不安があるか、今後どうしたいかも話してください。
✓親の資産を守るのが、子供の役割です。

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